【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「パッケージNOW:パリっ子うならす盆景サラダ」から
2012/07/21
2012.7.17 日経産業新聞の記事「パッケージNOW:パリっ子うならす盆景サラダ」から
20年来の日本食の影響
コラムの筆者 竹原あき子氏(工業デザイナー)は、この20年来で寿司を始め会席料理でフランス料理は変化し、皿や盛り付けまでも会席風にし、デザイン・キュリネール(料理デザイン)という概念までも生んできたという。
■パリのコンビニにあった盆景風サラダ
竹原氏の目にとまったのは、PETを使った直径11センチ、高さ、11センチ、総容量280グラムという円筒形のカップに入ったサラダ。PETで密閉性はたかく、しかも柔軟性がある。見た目も美しいサラダは、透明なカップのそこから半分までレンズ豆を敷き詰めた「土壌」と、「庭石」に似せた細長い燻製サーモン、葉脈をはっきり見せ「樹木」に見立てた野菜の葉で出来ている。
サラダの素材で盆景を作るというパッケージをパリで見ることに驚いたという。ここにも日本食の影響が見られるという。さらに、このソロ社製のPET(ポリエチレンテレフタレート樹脂)も「クローズド・ループ・ロンドン」活動に参加して資源循環を支援している。
エコにも貢献し、見た目も美しく、商品そのものを利用した事例、面白い試みである。
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