【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「DATAでみる世界経済:新興国のネット人口」から
2011/05/15
2011.5.5 日経産業新聞の記事「DATAでみる世界経済:新興国のネット人口」から
利用者数だけを見ると大きいが、課題を残す普及率
記事のデータでは、新興国・発展途上国のインターネット利用者数(ITUのデータ)が2008年に8億5千人となり、先進国を逆転。2010年まで16%の増加と急増だ。ただ、普及率は、そこまでいかず、欧州では、65%、中国、インド、インドネシアと大人口の大国では、アジア太平洋地域で約22%と低い。人口増と、所得水準の向上、高速通信網の発達がネット人口のカギだ。
このような増加でのビジネスは、Eコマースやネット広告のグローバル化を生もうとしている。ただ、これらも順風満帆とはいえない。多くの新興国が、権威主義的な政治体制にあり、コンテンツや接続の規制があるのも事実だ。
ネットをTVやラジオ、雑誌新聞と言ったマスメディアの普及のアナロジーで考えるならば、中国の壁新聞で、当時中国当局の動きを見た時代から、規制はあるもののインターネットでの動画配信やソーシャルメディアの展開が現実となった今、大きなマーケットとなることは事実だろう。
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