【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「部長のためのMBA講座:グローバル経営⑥」より
2010/11/12
2010.11.09の日経産業新聞の「部長のためのMBA講座:グローバル経営⑥」から
国際分業の3つの軸
コラムでは、国際的な価値連鎖(バリューチェーン)を考える上で以下の3つの軸が必要と説いている:
1.機能(研究開発・生産・マーケティング・販売など)
2.国(自国と海外)
3.配置(自社内とアウトソース)
これらの軸で自社の位置づけを明確する。さらに、コスト・リーダーシップを取るならば、
(1)賃金と競争力
⇒低賃金国でも何れ賃金が上昇し、競争力を失い、次の国に移動しなければならない
⇒一国の労働単価で考えるのではなく、生産過程で総コストをみる実生産単価で評価する
これはいくら賃金が安くとも、管理費(監督者)が多く必要とか後戻り工数(結局は自国で補修するコスト)などを考慮した実生産性でみようという考え方である
(2)バリューチェーンで何にこだわるか
⇒上記の機能でさらに何に特化するかを考える
最近は、グローバルな価値連鎖をパートナーシップでつなぎ、自社の特化するべき機能を決めることで、ベンチャーでも国際分業の一役を担うことも可能となった。
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