【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の「日本能率協会調べ:『計画的に経営者育成』36%」より
2010/09/13
2010.09.09の日経産業新聞の「日本能率協会調べ:『計画的に経営者育成』36%」より
景気低迷で人財育成は縮小。それが10年後の事業縮小の遠因か?
この調査では、10年後に世界で活躍できる経営者を「計画的に育成出来ている」と答えた企業は36.3%(2008年、上場企業:日本能率協会)であった。調査側の分析では、景気低迷で人財の経費削減が原因であるという。時間のかかる人財育成に余裕がない、というのが本音だろう。幹部候補に期待される「事業の見方」や「決断力」を知識だけでなく、現場で研ぎ澄ますことが重要だと説いている。
以前から言い続けているように人財は一日にしてならず。たとえ外部から採用しても、本格的に自社で能力を発揮するには数年必要である。と考えると、今のまま、計画的に幹部候補を育てて行かなければ、何れ、事業の成長が望めなくなる。その時では遅いというのが人財に関わる課題だ。
1つのアイデアとして、一時流行した異業種交流を、単なる名刺交換会ではなく、人財交流として行い、お互いに幹部候補を入れ替えるなど大胆な方法で促進するのも手ではないだろうか?
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