【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:宇宙資源、ルール作りの国際協力を」から
2023/01/07
2022.12.21 日経産業新聞の記事「眼光紙背:宇宙資源、ルール作りの国際協力を」から
世界でも4カ国しか国内法が成立していない宇宙資源取引
コラムの著者は、米国を中心に国際協力で進行中の月探査「アルテミス計画」の様子を伝え、その中で日米の間での資源販売の取引が行われることについて触れている。
○商業利用の促進や持続可能な宇宙開発で国際的協力関係はこれから
コラムの著者によれば、アルテミス計画の初のロケット打ち上げが成功し、12月には打ち上げた宇宙船が月を周回して地球に無事帰還した。日本企業のispace(アイスペース、東京・中央区)が打ち上げた探査機も民間初の月面着陸を目指して飛行を続けていると言う。
アルテミス計画はアポロ計画とは異なり、月での継続的な活動を目指している。その中にロケット燃料の原料になる水の採掘など宇宙資源の開発も含まれている。アイスペースは、NASAと着陸した際に採取した月の砂「レゴリス」を販売する契約を締結、世界初の宇宙資源の国際取引になると注目されている。
日本と米国は民間企業に宇宙資源の採掘や所有を認める国内法が成立している。世界でも同様の法律を持つのは日米とルクセンブルグ、UAEの4カ国だけである。国際ルールの整備はこれからで、日米の先例が基準となるには中国をはじめとする宇宙開発に積極的な国々との協調も重要である。どの国も商業利用の促進や持続可能な宇宙開発という点では利害が一致しそうであるが、まだ模索中である。🌛🌕💵💰📈🚗🚀⚡️💹📖🖋🔑🩺💉🏢⚡️🎓👔⏰🔧💻🖥📻🖋🌏💡🔎🇯🇵🇺🇸🇨🇳🇱🇺 🇻🇦