ICT革命後の事業計画とは?
好評を頂いている「「最新事業計画書の読み方と書き方がよ〜くわかる本」(松本英博
NVD代表取締役 著 )の
第二版を刊行する運びとなりました。2006年第1版を刊行した後、IT革命は、製造業のみならず各産業分野に広がり、企業活動のあらゆる面で影響を及ぼしてきました。
既刊では、主に財務を 軸に事業計画を説明することで、ビジネスモデルを他者に理解を得るものでしたが、IT革命後のリーマンショック、東日本大震災などによる景気後退で、財務 や会計だけでなく、無形の知的財産やブランド、利用者利便の価値を評価することも重視されています。さらに、一般顧客だけでなく、個別に商材をかえること もITを使うことで廉価に実現出来ることから、収益モデルも変化しています。マーケティングにおいても大手企業のみが利用出来たメディアが、今やツイッ ターやフェイスブックといったソーシャルメディアを手軽に利用する手段も生まれて来たのです。
また、ITがもたらし たグローバル化は、各産業分野で国際調達、市場の国際化をうみ、国際財務報告基準を日本でも採用することにもつながりました。これにより、国内企業といえ ども、国際標準にのった会計基準やその原理を理解しないと、取引や契約、調達もままならないといった時代になりつつあります。
このような変化に対して、既刊の事業計画書の作成や解析の理解だけでは不十分であることから、今回、内容を見直し改訂することにしました。
第二版にはソーシャルメディアの活用も掲載
まず、強化点として、 資金調達は投資 だけでなく、融資や助成金の利用も考慮しました。また、新規事業でも既存事を視点を変えて見直す場合も考慮しました。さらに、財務面だけでなく、ソーシャ ルメディアを含めたマーケティング、人事面の要素も盛り込むことに致しました。事業のコアに対しては、知的財産の利用も盛り込んでいます。
本日、お近くの書店やインターネット販売などで販売を開始致しました。詳しくは、出版元であります、秀和システムのホームページをご覧ください。
【予告】
同書の発行を記念致しまして、近日出版記念セミナーの計画しております。詳細が決まりましたら、弊社ホームページやこのサイトにてご案内致します。