JCVGantt for MindManager の歴史
私が初めてJCVGantt の存在を知ったのは、2004年だったと思います。MindManager X5が売られていた当時で、MindManagerのアドインもあまりなかった時代です。MindManagerのアドインというのは、英語圏ではいろんなものが作られて、現われては、すぐ消えてというのばかりで、JCVGanttのように寿命が長いのは珍しい部類です。
JCVGanttに何故惹かれたかというと、MindManagerとリアルタイムで同期するという点です。一般的に他ツールと同期するアドインは、ファイルをエクスポートしたり、インポートしたりするものでリアルタイムを実現するものが当時ありませんでした。さらに、おもしろいと思ったのは、ソフトウエア開発者としてのチャレンジ精神です。Windowsのソフトウエア開発経験者ならわかると思いますが、2つのアプリケーションがリアルタイムで同期するように作るというのは並大抵の努力ではありません。2つとも自社製品ならともなく、1つは他社製品であるために、詳細なインターフェース仕様が不明だったり、動かすと問題が山のようにでてきたりしてgive upするパターンが多いのです。でも、この会社は世の中に出すと決めてチャレンジしました。案の定、2005年時のバージョン1.0の完成度は低かったです。おせいじにもよいといえるレベルではなかったですが、継続的にバージョンアップを続けて、バージョン2.0,バージョン3.0となって行きました。
私は、2005年からのこの英語版アドインを売り始めましたが、以外にも売れたので、海外の開発元では、不思議に思っていたようです。MindManagerの英語版も最初よく売れましたが、日本人は、メニューが英語だから買わないということありません。直感的に使えるなら、メニューが英語でも苦にはしないようです。
JCVGanttを開発した会社のCEOは、「MindManagerは右脳を刺激し、JCVGanttは左脳を刺激するので、全脳を刺激するソリューション」だと力説しておりました。本当かな?と思っていましたが、みなさんはどうでしょう? 仮想マルチディスプレイでJCVGanttとMindManagerを使う という手もあります。
JCVGantt は、今年になってMindjet社が買収したため、現在ではMindjet社の製品として販売されています。今、JCVGantt Pro 3を買う人はラッキーだとも言えるでしょう。2004年から使っている人は結構苦労しているはずですが、バージョン3ではかなり改善されてきたのですから。
JCVGanttは、MS Projectに比較したら、非常にすくない機能しかありません。すべてに人に使えますとは言い切れませんが、多くの方の仕事に利用できると思います。プロジェクト管理をした人ならわかると思いますが、プロジェクトの成功のカギは、線表を引き、その上に毎週、進捗を書くことではありません。プロジェクトの成功のカギは、何がリスクで、そのリスクに対してどのように対処しようとしているか見抜く能力を持つことです。そのためには、プロジェクトの見える化が必要で、MindManagerが役に立つのです。プロジェクトの物理的リソース、人的リソース、企業の外部環境、企業の内部環境をすべてを鳥瞰できるようにマップを作ることが、プロジェクトを支えます。ツールですべが解決するわけではありませんが、よいツールはプロジェクトをうまく導いてくれます。
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