MindManagerのマップを二人で同時に更新できる

　１５年以上前だったと記憶していますが、Unixで動くのアプリケーションを初めて開発したときに、画面更新速度がどうしても速くならず、苦労したことを思い出します。以前のシステムでは、１秒程度で画面が切り替わったので、作業者は全然違和感がなかったのですが、私たちが開発したシステムは、最初５秒かかったのです。１秒が５秒になると本当に長く感じます。コーヒーでも飲みに行こうかという気になります。なんとか苦労して、２秒以内になるようにしたので、作業する人も使ってくれるようになりました。そのとき感じたのは、画面更新が遅いと、本当に人間の思考を停止してしまうということと、人間の脳は、１秒間にものすごい速さで思考しているので、仕事中に思考停止させることによる作業効率低下がすごいということです。

　MindManagerを使って仕事を始めたころは、以前に増してすごいスピードで思考が整理されていくのを感じました。さらに、マップを他人と一緒に作っていけば、すごい相乗効果があるだろうと考えました。そこで、４年くらい前に、自分が東京にいて、地方事業所にいる同僚とMindManagerの同じマップを見ながら打ち合わせできないかなあと思って、いろいろ試したことがあります。その中で、VNCを使ったテストでは、まあまあの速度がでたものの管理機能が貧弱なので使うことはありませんでした。また、社外のユーザーとMindManagerを使った打ち合わせとなると、商用のWeb会議システムを使うことになりますが、これまた安定した画面更新速度が確保できませんでした。いくらブロードバンドになったといえ、満足のいくパフォーマンスが出るWeb会議システムはなかったのです。遅い会議システムでマップを見るくらいなら、電話やskypeで打ち合わせして、後で議事録マップを送ればいいやというふうになっていました。

　もう諦めていたところに、最近になって満足いくツールを見つけました。これを使うと、二人で同時にマップをリアルタイムで編集できます。トピックのテキストを打ち込んでいる様子がリアルタイムでお互いに見ることができます。画面の更新を待つために脳を停止させる必要がありません。これにより、議論になっているテーマに対して集中できます。つまり、脳のフロー状態を保持できます。１つのマップを二人で編集することもできますし、それぞれが作成したマップを見せ合うこともできます。

　詳しくは、下記のセミナーでご説明しますので、是非ご参加ください。

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