【ヒット商品】ネタ出しの会 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『マーケティングの父』生みの親、亡くなる」から
2017/11/09
2017.11.7 日経産業新聞の記事「眼光紙背:『マーケティングの父』生みの親、亡くなる」から
コトラー氏をマーケティング分野に誘ったドン・ジェイコブス氏の業績
コラムの著者は、米ノースウェスタン大学大学院(ケロッグ校)で教鞭をとったドン・ジェイコブス氏が90歳で先週亡くなったことを偲んで、故人の業績について語っている。
◯ケーススタディーではなくオリジナルの学際的な教育プログラムで同校を有名に
ジェイコブス氏の業績は、コラムの著者によると、
- 同校を世界有数のビジネススクールに押し上げたこと
- 後にマーケティングの父と呼ばれる、フィリップ・コトラー氏をマーケティング分野に誘った
の2つが大きいという。
経営大学院では、それまで、ケーススタディーから的確な意思決定を下せる能力を磨くハーバード大学で代表される方法があった。これに対して、米ノースウェスタン大学大学院では、数学、心理学、社会学などを有機的に結びつけた教育プログラムをジェイコブス氏とコトラー氏で開発し、その業績が東海岸のICT企業やスタートアップ企業に見られる開放型経営となって米国の経済を牽引している。
コトラー氏はもともと経済学を極めるつもりであったが、ジェイコブス氏はその知見をマーケティングという若い学問に生かすことを提案したという。それまでは単なる販売促進策とみられていた学問を同僚たちを巻き込んで社会問題を解決し、より良き社会を実現するための学問に昇華させた。
ジェイコブス氏が拘ったのは「新たな視点」だったという。今やケロッグ出身の起業家は米国ならず世界に変化を起こしている。🇺🇸💰🎓🏨🏢⚡️🌍
コメント